静岡県静岡市清水区の人工透析・泌尿器科【杉山クリニック】
駐車場完備・無料送迎あり
当院では、患者さんの都合のいい時間を選んでいただけるよう下記のような診察時間を設けています。
普段仕事をされている方が通院し易いよう夜間の部もございますので、ご利用下さい。
また、送迎も無料で行っております。ご希望の方は当院までご相談下さい。
月曜・水曜・金曜 | 午前入室時間 | 8:15~ |
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午後入室時間 | 13:00~ | |
夜間入室時間 | 17:00~ | |
火曜・木曜・土曜 | 午前入室時間 | 8:15~ |
午後入室時間 | 13:00~ |
※入室は、透析開始時間の10分前から可能です。
8:30〜
空有
13:00〜
空有
17:00〜
空有
8:30〜
空有
13:00〜
空有
透析は、血液の体外循環を行い、本来腎臓を介して尿に捨てている老廃物・余分な水分を除去、電解質やpHの調整を行う腎臓機能代替療法です。
人工透析治療は1回に4~5時間、週2~3回行うことが必要です。
慢性腎臓病に対する透析療法は一度開始すると、永続的に治療を要します。
人工透析治療が視野に入るのは、腎臓病が進行し末期腎不全まで進行したタイミングとなります。末期腎不全、腎臓機能が正常の状態から10%以下に低下すると、老廃物や水分など、尿から適切に排泄されなくなり、尿毒症・水分過多による心不全等の危険性があります。
老廃物が体内に蓄積すると以下のような症状が現れます。
人工透析では、これらの症状が出ないように体内の老廃物を浄化します。
透析治療は、発症してから生涯に渡って継続が必要になり、高額な医療費がかかるます。透析治療は、高額療養費の特例として保険給付があり、自己負担額の上限がある形にて治療ができます。また身体障害者手帳の交付を受けている、18歳未満(20歳まで延長可能)で、国の制度で1割負担まで治療費を抑えられます。
腎不全は、早期の発見と早期治療がとても重要になります。
腎不全は症状の進行が早い場合もあるため、定期的な健診をお受けいただくことがポイントです。
生活習慣の改善や食事療法、薬物療法、運動療法など総合的に行うことが大切です。腎機能は、ある程度まで低下してしまうと回復することが難しくなります。早い段階で適切な治療を受けましょう。
症状が進行し、人工透析が必要となっても、必ずしも透析を恐れる必要はございません。
透析治療は、患者さんの人生を支えてくれるパートナーです。透析治療は、かつては患者さんの命をつなぎ止めるに留まる医療でしたが、透析技術・機器の進歩を重ね、今では患者さんの健康寿命・QOLまでも配慮できる医療に発展しています。
早期の治療開始にて、適切なタイミングで透析治療を開始しましょう。
オンラインHDFは血液透析治療の一種で、小分子から比較的大きな分子の老廃物や毒素の除去と透析治療における合併症の予防が期待できる治療法です。
皮膚掻痒症(かゆみ)、イライラ、不眠、下肢静止不能 (レストレスレッグ) 症候群の症状の改善または軽減が期待されるほか、透析中の血圧低下頻度の改善、貧血の改善等が報告されています。
この方法が通常、用いられています。
ハイパフォーマンス膜のダイアライザーの使用することで、拡散により小分子量代謝産物から、低分子量蛋白領域の物質まで除去します。
現在当院では、このハイパフォーマンスダイアライザーを用いています。
HDFは濾過膜を介して物質を除去する方法と拡散による物質除去を組み合わせて、小分子物質から低蛋白領域物質までの除去効率をより高めることが可能となりました。
この透析液の清浄化は、HDにおいでも重要であり、機器の保守、点検、エンドトキシン、細菌の検査等を行い、透析液の浄化を当院も積極的にすすめています。
このように、血液浄化法の選択肢が増えたことで、今まで以上に、患者様のそれぞれに対して浄化療法、透析時間、回数、ダイアライザーの種類、大きさなどの選択し、より適した血液浄化治療を行うことができるようになりました。
オンラインHDFの大きなメリットは合併症の予防が期待できる点です。人工透析を長期間行なうと、アミロイドーシスという合併症が発症する恐れがあります。アミロイドーシスはβ2-ミクログロブリンが骨や関節に沈着して発症します。発症すると沈着したβ2-ミクログロブリンが神経を圧迫して、手の親指から中指に渡って痛みや痺れが起るのです。ひどい場合には手術を要します。
オンラインHDFでは合併症の原因である、β2-ミクログロブリンを透析中に除去することができます。必要な補液はダイアライザーの入口で足され、出口で捨てられますので、体内に補液が入ることもありません。